我が家で生まれた フクロモモンガの赤ちゃんたち

理子漢方薬は
店舗を構えない
自宅兼ブリードルームの
小規模な自家繁殖です

 

朝晩ペーパーで 
引き出しに落ちた排泄物やカスなどをふき取り

週末はゲージを丸洗いしています。

餌に酵素を混ぜていますので
オス特有の匂いも気になりません。

 

そもそもフクロモモンガを飼育するには
部屋の温度を常に20~27度に設定する必要があります。

ヒーターを使ってゲージ内を部分的に温めるのと

エアコンで部屋の空気自体を調整して飼育するのでは、モモンガにかけるストレスが全く違います

夏は24時間エアコン

冬は24時間暖房を
入れておく必要があります。

 

よく、フクロモモンガが天井から飼い主さんめがけて滑空する動画や写真を見ますが

家の中を自由にさせると 全てが自分の縄張りとなり 糞尿で所かまわずマーキングしますし

人間の住んでいる環境には自然の中にはない危険なものがたくさんあります。

エアコンや扇風機に巻き込まれて大けがをしたり 誤って毒性のあるものを食べてしまったり

器用な子は ファスナーも自分で開けてしまうので

蚊帳の中に入れて一晩過ごさせると 朝には蚊帳の外に出て行ってしまっていることもあります。

 

【理子漢方薬】では飼い主さんの身体の上が一番安全だよって思ってもらえるように心掛けて飼育しています。 

とは言え いくら気心が知れた仲でも

寝ているところをいきなり 引っ張り出されたりすると 人間だってドキッとします。

私だったら。

飛び起きて悲鳴を上げるかもしれません!

フクモモちゃんたちも同じです 。

いきなり手を出すとびっくりしてかみついてくるかもしれません。

まずは名前を呼んだり声掛けをしてからゆっくり手を差し出してくださいね。

また、なかなか なつかない子には ゲージの中のお休みする場所を

ポーチの様に引きこもりになるものではなく
ハンモックにして

飼い主さんを観察できるようにしてあげてください。

ゆっくりじっくり観察して 自分に危害を加える生き物じゃないな

どちらかといえばおいしいご飯もくれるし仲良くしといたほうがいいんじゃないか?

って思ってもらえるようにいろいろ工夫してみてください。

 

その昔。
我が家にやってきた、

野生児でギーギーギャーギャー噛みつきまくって

一度逃げたら虫取り網でないと捕まらないフクモモちゃんには

私の使っていた肌着でポーチを作り
ゲージに入れて

臭いを覚えてもらう作戦で、時間をかけてじっくり仲良くなりました(;^_^A

 

今は、私の部屋着には首元にぽけっとを作って

いつでも フクモモが潜りこめるようにしています。